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R1.3 |
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型番:AX-10 定価:40000円 発売:1979年11月
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● AX-10の概要
AKAIが発売した、AD-2相当のadres unit・AX-10です。
定価も仕様もAD-2と同じで、フロントパネルのみAKAIオリジナルとなってます。
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● AX-10の定格・仕様
電源:AC100V 50/60Hz共用
消費電力:7W
チャンネル数:2チャンネル(録音再生切換)
入力インピーダンス:50kオーム
基準入力レベル:150mV(アドレス基準レベル)
出力レベル(デコード):0〜300mV(アドレス基準レベル)
負荷インピーダンス:10kオーム以上
周波数特性:エンコード(REC)、デコード(PLAY)において
20Hz〜20kHz±1dB
入力換算ノイズ:-100dBm以下
歪率:エンコード(REC)、デコード(PLAY)において
0.15%以下(アドレス基準レベル)
アドレス効果:
最大録音レベル(1kHz)約7dB改善
ノイズレベル(10kHz)30dB以上低減
(1kHz)20dB以上低減
(100Hz)17dB以上低減
歪率(400Hz,0dB)約2分の1に改善
入出力ジャック:エンコード INPUT(AMPLIFIER
RECへ)
REC(DECK LINE
INへ)
デコード PLAY(DECK LINE
OUTへ)
OUTPUT(AMPLIFIER
PLAY へ)
ACアウトレット:100V 150W(UNSWITCHED)
外形寸法:440(幅)×78(高さ)×207(奥行)mm
重さ:2.9kg
付属品:接続コード(PIN-PIN)×2、使用説明書
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フロントパネルの型番・adresロゴの拡大写真です。
adresロゴ以外、当時のアカイ製品と同じフォントで統一されています。 |
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スイッチ・ツマミ群です。
オリジナルのAD-2と、LEDのレイアウトが異なります。
AX-10の方が、レイアウトがゆったりとして見やすい気がします。 |
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録音レベルVR拡大写真です。
二連ボリュームは往々にして使いにくいものですが、このタイプは使いやすいです。 |
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内部基板です。
メイン基板はAD-2の基板をそのまま使っているようです。相違点はありません。
しかしフロントデザインをAKAI製品と統一性をもたせるため、フロント基板だけAKAIオリジナルとなっています。
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フロント基板です。
よく見るとTOSHIBAとプリントされています。
どうやらフロント基板も東芝で設計・製造したもののようです。
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機種銘板です。
KYOWA KOGYOは、東芝製品の電気用品取締法認定の際に使われていた会社なので、AX-10はほぼ100%東芝製と見てよいでしょう。
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AX-10の取扱説明書表紙です。
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