AD-15/15K


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R1.2
型番:AD-15 定価:45000円 発売:1979年?

● AD-15/15Kの概要

adres unit 2代目モデルで、同時期に発売されたAD-3の兄弟機です。
型番は15がシルバー、15Kがブラック(KuroのK?)です。
中身(基板)は全くAD-3と同一で、機能も全く同じです。
当時Aurexが展開していた、ミニコンポ(マイクロコンポシリーズ)と組み合わせることを前提に設計されており、他のadresユニットとは毛並みが異なります。特に外筐にはコストがかかっています。
背面にDC 12V電源端子が付いており、マイクアンプMA-15と組み合わせることで、生録でもadres録音できるようになっていました。

● AD-15/15Kの仕様

電源:AC100V 50/60Hz共用
消費電力:5W
チャンネル数:2チャンネル(録音再生切換え)
入力インピーダンス:50kオーム
基準入力レベル:150mV(アドレス基準レベル)
基準出力レベル:150mV
負荷インピーダンス:10kオーム以上、内蔵発振器 1kHz 150mV(アドレス基準レベル)
周波数特性:エンコード(REC)、デコード(PLAY)において20Hz〜20kHz±1dB
入力換算ノイズ:-100dBm以下
歪率:エンコード(REC)、デコード(PLAY)において0.15%以下(アドレス基準レベル)
アドレス効果:最大録音レベル(1kHz) 約7dB改善
         ノイズレベル (10kHz)30dB以上低減、(1kHz)20dB以上低減、(100Hz)17dB以上低減
         歪率(400Hz,0dB)約2分の1に改善
外形寸法:257(幅)×54(高さ)×206(奥行) (ゴム足、ツマミ含む)
重さ:2.1kg
付属品:接続コード(PIN - PIN) ×2  調整用ドライバー ×1


AD-15Kです。
ツマミ・スイッチ類はAD-15と同じシルバーです。
再生レベルツマミやレベルインジケーターはAD-3と共通です。

内部基板です。
AD-3と同一ですが、ジャンパー線や後付部品が目立ちます。
この筐体サイズに基板を入れるのはギリギリだったようで、隙間がほとんどありません。

背面の入出力端子部分です。
歴代adresユニットの中で、唯一金メッキが施されています。
ミニコンポサイズでありながら、高級機として設計されており、ピンジャックにもコストがかかっています。

カタログ写真には載っていませんが、トップパネルにこんな表記があります。
フロントパネルが小さいというのも理由の1つかもしれませんが、トップパネルに表記されるのも異例です。
ちなみに3本見える線は、印刷ではなくアルミ外筐彫り込みです。

AD-15シリーズの外筐は非常にコストがかかっています。
ご覧の通り、サイドパネルはヘアライン仕上げになっています。
右側に、トップパネルにある3本の彫り込みが見えます。

フロントパネルは4.5mmもの厚みがあります。
小さい割に重量があるのは、この外筐の厚みに理由があります。

底面です。
ゴムフットの代わりに、硬質ゴムを横に2本貼り付けてあります。
機種銘板やシリアル番号は、背面にスペースがないため、底面にあります。

機種銘板です。
内部基板はAD-3と同じですが、AD-15の生産はマイクロコンポシリーズを生産した(?)津軽東芝工場だったようです。

DC電源入力端子の仕様です。
2ピンにプラス12ボルト100mA、5ピンにマイナス12ボルト100mAの電源を供給すればOKです。


生録(ポータブル)用だけでなく、マイクロコンポーネントシリーズのラインナップとしても採用されていました。
(1979年5月)
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