Fujifilm Digital Camera Finepix F402
修理レポート





2005年7月31日

今となっては携帯電話内蔵デジカメ並の性能のF402。
有効210万画素・単焦点・ズームなしの、いわゆるエントリーモデルなんだが、早い時期からデジカメ市場に参入して独自のノウハウを蓄積した富士フイルムらしい、実にツボを押さえたデジカメだと思う。

オールアルミの外筐は、適度な重さを与えてホールド感の向上に役立っており、最近のプラスチックボディのような華奢な構造ではないので、少々乱暴に扱っても安心して使える。
電源とレンズカバーがリンクしているので、レンズを傷付けることもない。
電源ONから撮影までほんの数秒で可能、フラッシュとマクロのスイッチが独立、すっと出してスッとしまうという"メモカメラ"としてほぼ毎日持ち歩いている。



数ヶ月前から、背面のスイッチを押しても反応しない事が時々あり、電源ON/OFFや軽くショックを与えると回復するという、症状に再現性がないまま今日に至っている。
先週、会社の同僚とビヤパーティーに行った際、やはりスイッチが効かなくなるという問題が起こり(撮影・再生は可能)、一過性の問題でないことを確信、原因を調べてみることにした。
まずインターネット検索で事例を調べてみたところ、やはり何件かキー操作が無効になるという症状を発見。
ただしそれだけでは単にスイッチの摩耗や経年劣化の可能性があるので、根気よく問題を追いかけてみた。
すると、サービスセンターに持ち込んで、その場で(30分足らずで)修理してもらったという書き込みを発見。
つまり、簡単な部品交換で解決することが想像できる。
一応の目安が付いたので、早速分解して状態を見ることにした。



分解するためにネジを外そうとしたら、何と普通のプラスやマイナスのネジではなく、ベンツのロゴのような三つ叉のネジ(こんな感じ→ (Y) )を使っていることに(今頃)気が付いた。
ムムム、これでは分解できないではないか・・・。
取り敢えずマイナス精密ドライバーの先端を変形させて、5ヶ所のネジを外す。
全周を少しずつ平行に持ち上げると、背面側の外筐がきれいに外れる。このとき、フレキケーブルがまだつながったままなので、外筐は慎重に外すこと。





ちなみにこちらは本体側。うまく出っ張りを組み合わせて、最小限の厚みに抑えています。液晶はソニー製で(写真では見えないが、SONYのロゴが大きく書いてある)、右奥の黒い筒状のものはフラッシュ用のコンデンサー。




背面パネルと本体をつなぐフレキケーブル。
スイッチの物理的摩耗でなければ、このケーブルに何か原因があるのではないかと予想していた。
ケーブルとコネクタの接触不良かと思いきや、よく見ると何か強い力で圧迫したような痕が見える。





先ほどの部分拡大写真。
明らかに強く押された形跡がある。
これが原因で断線に近い状態になっているのではなかろうか?





ちなみに裏側も圧迫した痕がある。
位置的に表裏同じ位置なので、原因として最も疑わしい。

これだけのためにメーカへ修理に出し、高額な修理費を取られるのも癪なので、応急処置して様子を見ることにした。
何度も再発するようであれば、メーカーに部品を発注して交換つもり。

この項、もしかすると続く(かも)。







2005年10月10日



かつての同僚とお寿司屋へ行って、出てきたセットメニューを撮影したら、画面全体がピンク色になり、横線ノイズも入るようになってしまった。
( ̄□ ̄;)!!
それまで何事もなく使っていて、予兆は全くなかっただけに、ちょっとビックリ。

その後、軽く振ったり叩いているうちに症状が出なくなり、再現しなくなってしまったのだが、どうやら長年酷使したためにあちこちガタがきているらしい。

使い勝手がよくて、画質もまあまあだったので、できればもうしばらく使い続けたいのだが・・・・・。