AD-4 Mk II


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R1.2
型番:AD-4 Mk II 定価:58000円 発売:1980年12月

● AD-4 Mk IIの概要

AD-4の後継機種です。
外観はAD-4から変化はなく、adres discに対応するためにadres discモードが追加されました。
色はシルバーのみで、色調は従来のアルミニウムシルバーから、ホワイトシルバーに変更されています。
録再同時モニターが可能で、音量レベルもメーターで直読できます。

● AD-4 Mk IIの仕様

電源:AC100V 50/60Hz共用
消費電力:11W
チャンネル数:4チャンネル(エンコーダー2チャンネル、デコーダー2チャンネル)
入力インピーダンス:50kオーム
基準入力レベル:エンコーダー100mV、デコーダー150mV
基準出力レベル:エンコーダー300mV、デコーダー350mV
負荷インピーダンス:10kオーム以上
キャリブレーション・トーン:300mV(エンコードアウト 1kHz)
アドレス基準レベル:150mV(デコードイン 1kHz)
      アドレスレコードを再生するための最低入力レベルはアドレスCALシート再生で100mV以上
ヘッドホーン出力:1mW(8オーム)
周波数特性(総合):20Hz〜20kHz±1dB(1Hz基準入力レベルに対して)
歪率(総合):0.10%以内(1kHz基準入力レベル)
入出力端子:アンプ用入出力 PIN×1系統
      デッキ用入出力 PIN×2系統 6.3mm×1系統
      ヘッドホーン出力 6.3mm×1系統
使用半導体:IC16個、トランジスタ12個、ダイオード23個(LED含む)
ACアウトレット:UNSWITCHED 2個(合わせて最大300W)
外形寸法:420(幅)×75(高さ)×284(奥行)mm(ゴム脚、ツマミ含む)
重量:4.3kg
付属品:アドレスCALシート×1、接続コード(PIN-PIN)×2、取扱説明書×1、保証書×1


アドレス効果(当社カセットデッキでの例)
 ダイナミックレンジ:100dB以上(1kHz)
 総合SN比:約90dB
 ノイズレベル:従来の30分の1(10kHz)
 最大録音レベル:従来の2倍以上改善(1kHz)
 歪率:従来の6分の1(+10dB,400Hz)、従来の2分の1(0dB,400Hz)





AD-4 Mk IIの特徴は、adres DISCモードが追加された点です。
ライン入力は2系統あり、デッキセレクタとしても使えますし、ダビングの時もアンプを経由せずにadresユニットで切換え可能です。

AD-4シリーズの"顔"・アナログメーター。
指針が音楽に合わせて機敏に振れる姿は、デジタル方式全盛の今では非常に新鮮です。
メーターの揺れを見ていると、音が波であることが実感できます。
メーターの下に付いているツマミはCALボリュームで、左下にある2つの穴はCAL信号のレベル調整用です。

暗い部屋でAD-4Mk IIのメータを撮影してみました。
緑色のフロントライトで照らし出されたメーターは、何とも言えない高級感を醸し出しています。
かの東芝からは想像できないセンスです。(ぉぃ)

メーター部アップです。
AD-4Mk IIの目盛りはAD-4と異なり、直線表記になりました。
そのため、精悍な印象になりました。
[AD]マークは、アドレス録音基準レベルの-3dBを意味します。

背面パネルです。
手前からアンプ接続端子、デッキ1、デッキ2接続端子です。
ちなみに、フロントパネルにあるTAPE 2ジャックは、リアパネルのデッキ2とパラレル配線されており、フロント・リアどちらからでも使用可能でした。

機種銘板です。
消費電力も11Wに増えました。

トップカバーには、英語で端子説明が記載されています。
リアパネルは全て日本語表記です。

ユニット内部です。
さすがにadres unitで最も多機能のため、内部もかなり詰まっています。
同時録再可能とするため、adres ICが4個搭載されています(白丸部分)。
どういうわけか、基板が上下逆さまに取り付けられており、天板部分に基板が固定されています。
消費電力が多くないとはいえ、放熱を考えたら上下逆さまはあまり感心しませんが・・・。
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