dbx SNR-1


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R1.2
型番:SNR-1 定価:?円 発売:1988年(?)

● SNR-1の概要

通常のノイズリダクションシステムと異なり、再生時のみ使用するものです。
再生専用のため、Single Ended Source Noise Reductionと呼ばれています。
一般的にはフィリップス社のDNLが有名ですが、SNR-1はdbx社がDNLと同様のコンセプトで商品化したものと思われます。
SNR-1の特徴は、フィルター動作点(Threshold Level)が正面中央にあるVRで可変できることで、ソースタイプやノイズ量に応じてマニュアル調整できます。
インジケーターから判断するに、フィルターは800Hzから動作するようです。
実際に使ってみたところ、聴感上耳障りなヒスノイズを効果的に低減でき、なかなか面白い(?)システムです。
ただし数百円でDNLが自作できることを考えると、わざわざSNR-1を購入する必要もないでしょう。


お馴染みdbxロゴです。
dbx社からはSingle EndedタイプのNRは2種類発売され、1つはプラグインユニットタイプ(Model 929)、もう1つが1UラックサイズのSNR-1です。

フィルタの動作点を可変するVRです。
回路自体が適応型ハイカットフィルタですが、このVRで更に可変できるのがメリットです。
ソースによって微調整できるのは便利かと思います。


フィルタ動作点をLEDで表示できます。
フィルタレベルは自分の耳とThreshold Levelツマミの位置で判断できるので、このLEVELインジケーターの存在価値が分かりません。
何か他に意味があるのでしょうか?


こちらはフィルタのカットオフ周波数を表示するものです。
普通、レベルメーターは左から右に振れるものですが、これはフィルタリングしている帯域をリアルタイムに表示するものなので、右から左に振れます。


内部構成です。
ご覧のようにほとんど空っぽです。
元々簡単な回路で構成できるものなので、LEDレベルインジケーターなどの付加回路があったとしてもこの程度でしょう。


上の基板写真では右上の部分にある回路の拡大写真です。
この146732が2チャンネルで4個使われています。


こちらは基板中央部にある146742です。
型番から察するに、前出の146732と何らかのペアで動作するもののようですが、どちらも詳細は不明です。


リアパネルです。
AD-2やNRA-3300と同様、2チャンネルのIN/OUT端子があるだけです。


日米向けの100-120V仕様です。
ヨーロッパでも売られていたようなので、一応全世界向け機種?


機種銘板とシリアル番号です。
驚くことに、SNR-1って日本製なんですね。


デッキ接続端子拡大写真です。
よくどのコネクタをつなげばいいのか迷う時がありますが、これは英語表記ながら分かりやすいです。


こちらはアンプ(あるいはレシーバー)接続側です。
日本ではあまりレシーバーが普及しませんでしたが、アメリカではそれなりに売れたらしいので、レシーバーが並記されているのかもしれません。


お馴染みパテント表示。
このパテントを調べれば、SNR-1の基本原理が分かるんでしょうね。

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